腰痛を予防するために必要な脊柱の安定化システム(受動、自動、神経コントロール)の機能向上を目的とした106種類のエクササイズと日常生活・作業動作について、多数の写真・図表を用いて説明しています。腰痛予防には、ある一つの筋などに注目するのではなく、筋、骨・関節・靱帯、神経コントロールの全てが協調して働く必要があります。本書では、姿勢・代償動作・体幹筋持久力・機能動作を評価し、それに基づいたエクササイズの選択方法も提示しており、これにより各個人に合う腰痛予防プログラムを作成することが出来るようになっています。理学療法士、医師、トレーナー、体育教師、看護師、保健師、健康運動指導士などの方にとって有益な本といえます。